2010年9月14日火曜日

芝居

昨日は、夕方より
市民劇場の観劇に行って来ました。

昨日の演目は
前進座の『あなまどい』

『あなまどい』って初めて聞く言葉なのですが、
晩秋の季語にもなっているらしく
秋の彼岸を過ぎても、冬眠のために穴にこもらないでいる蛇
のことを指しているそうです。

武家の時代に置き換えて
夫婦が仲良く過ごせる喜び
人を許す心
掟(法律や規則)というものが枷となることもある
私利私欲ではなく、人の為に・・・・

ストーリーを書いていると長くなるので、
省略しますが、
上記のような感想を持ち
エンディングは、
ホノボノとあったかぁ~い気持ちになった
いい作品でした。

しかし、どうしても目がいくのが
大道具小道具
不思議ですねぇ~
同じ形の物が場面によっては城内になり
家の中になり、人の家になり
坂道になり・・・・

後はスポットライトの使い方
これで、何もない真っ白な世界が不思議な世界に変るから不思議です。
人間の想像力も使った大道具って素敵です。

勿論、手の混んだ大道具もいいと思いますが、
何だか役者の力量にもかかってるよなぁ~
って思っちゃいました。

何もない舞台を想像力を引き出せるぐらい
芝居の世界に引き込まなければならないのですから


市民団体が運営しているサークルなので、
年に1回はお手伝いがまわってくるらしい
(まだ再入会したところなので分かりませんが)
次回がそのお手伝いの月

演目は『新・裸の大将放浪記』
山下 清 画伯の放浪の世界を描いていますが、
海流座 山下 清役は 芦屋 小雁
楽しみですぅ~
お手伝いってことは
もしかして、楽屋でお会いできるのかしら?
などと、ちょっと期待していたりして(^^;)

2ヶ月に1回
自分で選ぶ演目ばかりだと
どうしても偏ってしまいますが、
この会では、新たな驚きや発見があり
参加して良かったと思っています。

しっかし、
まだまだ知らないことは世の中に沢山ありそう!
面白そう!!!
って思って色々なものにチャレンジしていきたい!
そして、感性と心を磨いて行きたい!
そんな風にも思います。

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