2011年9月9日金曜日

父と暮せば(こまつ座公演)

昨夜、鳴門の市民劇場で見た劇
こまつ座の『父と暮せば』




主人公と父の二人舞台でしたが、
場所は、家の中だけ・・・

場所は、ピカ(原爆)が落ちた3年後の広島
被爆をした女性の恋の葛藤に
恋の応援団として表れた幽霊の父

被爆をされた方の、心の痛みをうったえながらも
幽霊の父とのやり取りによって
よもすれば暗くなりがちな芝居が
さらっと、明るく観ることができました。

普段は明るい女性ですが、
被爆したことによって受けた体と心の障害

福島原発の事件が起こったことにより
とてもタイムリーなお話しとなりましたが、
忘れてはいけない原爆のお話しだと思いました。

主人公が語る描写は
とてもむごいものなのですが、
(中学の修学旅行でみた長崎原爆記念館の写真を思い出しました。)
くしくも、私は長崎原爆記念日が誕生日
人事ではない気がしたものです。

でも、広島も、長崎も大きな都市として復興し、
まだまだ傷がいえない方も沢山いらっしゃると思いますが、
早く福島も復興への道が見えることを祈ります。

でも、東関東の津波から発生した大被害に
西のエリアでも台風による大被害
5月や7月にあった時期はずれな台風で
農作物の被害の上に収穫時期の台風ですものね。
いったい、日本はどうなってるんでしょうね?

食料価格は高騰していくことでしょうし・・・
食料の自給率が低い日本では
安い商品の輸入に頼っているわけですが、
中国元が為替変動レートにのったとたんに
円の価値はさがっていくと思うんですよね。
そうすると、安い輸入食品はなくなるんじゃないかと・・・
素人の考えですが・・・

何だか観劇の話しが変な方向へいってしまいましたが、
色々な劇団が来てくれて4000円ぐらいで見られる
市民劇場って素敵だなぁ~と思うこの頃

自分の好きなものばかりを観ていると
どうしても偏りがでてきますが、
色々な作品に出会えることで、
色々な刺激や想いを受け取ることができて
いいお勉強にもなっているなぁ~と思います。

徳島県下では、徳島市や阿南市でも見れますので
ご興味ある方はどうぞ・・・2ヶ月に1回の公演を楽しんでみては?



2 件のコメント:

  1. ほんと!
    日本はどうなっちゃたんだろうね。
    自然をあなどった報い?

    何か、がれきの山の映像に慣れっこになっちゃってる。
    もう、何時自分の身に降りかかってもおかしくない。

    恐れてて、すくんでも仕方ないので、
    やれる用意はやっとかなくちゃと、
    枕元に災害用リックと靴は置くことにしたよ。

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  2. hiroさん

    ほんとに、そうそう!
    私達は玄関に、リュックが三つ(--;)
    おかげで、山登りする人の家みたくなってるけど
    準備は必要よね。
    備えあれば憂いなし!ってね

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